大谷、4打数無安打 オープン戦打率・111

 試合前に打撃練習を行う大谷(撮影・小林信行)
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 「オープン戦、エンゼルスーレッズ」(12日、テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「7番・指名打者」で出場し、4打数無安打だった。オープン戦で初めて4打席に立ったが、四回の打席でバットをへし折られて遊ゴロに倒れるなど、快音はなく、打率を・111(18打数2安打)とした。

 9日の練習試合で先発した大谷が11日に続き、2試合連続で指名打者として出場した。この日も打席に入る際には、きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」の曲が流れた。

 二回の第1打席はメジャー12年目の右腕、ベイリーに遊ゴロ。四回の打席は先頭で150キロ速球にバットを真っ二つにへし折られて再び、遊ゴロだった。

 六回無死一塁の場面は、2番手左腕のギャレットがクイックで投じた初球、低めの151キロ直球を打って左飛。地面すれすれの打球を左翼手が頭から飛び込むファインプレーだった。

 今オープン戦初となる八回の4打席目は3番手左腕のリードに対し、カウント1-2と追い込まれた後の4球目、外角低めの153キロを見逃し三振。快音を期待した本拠地スタンドからため息が漏れた。

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