エンゼルス大谷、左てこずった 対右4の2も対左は0安打1四球3三振
エンゼルスの大谷翔平投手(23)が13日、チームの休養日に行われたマイナーの紅白戦に打者で出場。先発ローテ入りを狙う2投手を相手に8打数2安打、1四球だった。
投手はイニングの球数を制限し、打者は回の表と裏に打席に立ち、出塁後は代走が送られる変則ルールの試合。ここまでオープン戦7試合で打率・111と苦戦している大谷が掲げたテーマは「自分の距離感でしっかり待って振る」だった。
右投手のトロピアーノからは左越え二塁打と右前打で快音を連発し、「しっかり捉えている打席も多かったので比較的よかった」。しかし、左のスカッグスには4打数無安打、1四球3三振とてこずった。
2打席で追い込まれた後の変化球に空振りし、外角直球を見逃した。「球種やコース(でヤマ)を張ったり、いろいろ試しながらやっている」と打席内での狙いを説明した。
ネクストサークルではテークバックの取り方を入念に確認。打席内では右足を踏み込むタイミングに変化をつけた。二刀流成功に向けて、大谷の試行錯誤の日々は続く。