大谷翔平、2打数無安打で打率・100 元巨人右腕に空振り三振
「オープン戦、インディアンス-エンゼルス」(14日、グッドイヤー)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「7番・指名打者」で出場し、2打数無安打1死球。オープン戦出場8試合の打率は・100(20打数2安打)となった。
この日の先発は、昨季18勝4敗、防御率2・25で14年に続き、2度目のサイ・ヤング賞を受賞しているクルーバー。メジャー屈指の右腕に対し、二回の第1打席はワンボールから内角への140キロカットボール、内角への135キロスライダーを連続空振りして追い込まれる。ボールを1つ挟み、カウント2-2となった後、135キロスライダーが右足に当たり、一塁へ歩いた。投じられた5球すべてが内角球。相手バッテリーの意図が見える配球だった。
五回2死走者なしの打席は初球、高めの143キロ速球ストライクを見送った後、内角低めの140キロカットボールを空振りし、2球で追い込まれる。3球目、再び投じられた内角140キロカットボールを鋭く振り抜いたが、バットは折られ、打球は二塁への小フライとなった。
八回1死走者なしの第3打席は11年に巨人でプレーした右腕のトーレスと対戦。初球スライダーを見送ってストライクとなった後、内角148キロ速球をファウルにして追い込まれる。2球連続でボールになるスライダーを見送り、カウント2-2となった後、内角146キロを打って出たが、バットは空を切り、今オープン戦6つ目の三振を記録した。