日本ハム元守護神が大谷と笑顔で再会 食事ドタキャンに「彼はスーパースターだから」
「オープン戦、レンジャーズ2ー4エンゼルス」(18日、サプライズ)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)は「7番・指名打者」で出場し、4打数無安打2三振。3戦13打席連続ノーヒット(1死球含む)で打率を・083(24打数2安打)に落とした。
エンゼルスの試合前打撃練習。豪快に柵越えを放つ大谷の様子を見守っていたのが昨季まで日本ハムの抑え、セットアッパーとして活躍したクリス・マーティン投手(31)だ。昨オフにレンジャーズと2年400万ドル(約4億2千万円)で合意し、3年ぶりにメジャー復帰。笑顔で大谷とハグし、通訳を交えて話し込んだ。
マーティンはこの日までにオープン戦7試合に登板。15日のブルワーズ戦で4失点したが、他の6試合は無失点としっかり結果を残している。大谷の動向はネットニュースやインスタグラムなどでチェックしているという右腕は「彼なら大丈夫。自信をもって物事に取り組んでいる人だからうまくやれると思う」とエースを送った。
エンゼルスとレンジャーズのキャンプ地は車で約40分の距離にある。マーティンによると、大谷とは一度、食事に行く約束をしていたが、“ドタキャン”されたという。「彼はスーパースターだからね」。球場外でも忙しい大谷の状況に理解を示しつつもその表情は残念そうだった。
両チームは同じア・リーグ西地区に所属するライバル球団。公式戦では19試合が組まれている。「対戦をすごく楽しみにしている。彼のことはリスペクトしているが、僕も彼と同じように闘争心をもってプレーしている。抑えることだけに集中するよ」。早ければ4月9日に2人の対決は実現する。