「オープン戦、マリナーズ－ブルワーズ」（２１日、ピオリア）

　マリナーズのイチロー外野手（４４）が「９番・左翼」で出場し、２打数無安打２三振。五回の守備には就かず、途中交代した。

　右ふくらはぎの張りで途中交代した１４日のジャイアンツ戦以来、１週間ぶりとなったオープン戦。初めて対戦した左腕サッターのテンポの速い投球の前に２打席とも空振り三振だった。２つ目の三振を喫した際には顔をしかめて悔しさをあらわにしたイチローは「全然合わないです。いいテンポですよね」と振り返った。

　三回の守備ではビラーが放った頭上を越える打球に対し、いったん、前に出てから後退した。クッションボールにもやや手間取った背番号「５１」は１週間ぶりにフィールドに立ったことに「まだちょっと怖さはありますね。かばいながら、という感じにどうしてなってしまう」と話した。