元巨人マイコも衝撃“二刀流”メジャー復帰 決勝2ラン&4年ぶり勝利投手

 「ブルワーズ4-8カージナルス」(2日・ミルウォーキー)

 昨季まで巨人でプレーしたカージナルスのマイルズ・マイコラス投手(29)が先発し、4年ぶりにメジャー復帰。5回2/3を投げて3本塁打を含む7安打4失点でレンジャーズ時代の14年8月25日以来となるメジャー勝利を手にした。打っては五回に勝ち越し2ランを放ち、衝撃メジャー復帰となった。

 巨人で3年間プレーし、31勝を挙げた右腕が敵地ファンの度肝を抜いた。2-2で迎えた五回2死一塁の第2打席。カウント1-1から138キロの内角球を振り抜くと打球は勝ち越し2ランとなって左翼フェンスの向こうに消えた。

 メジャー通算31打席目で記録した初安打は劇的な一発。静まり返る観客席と熱狂するカージナルスベンチが鮮やかなコントラスをなした。

 本業では3本塁打で4点を失い、六回途中、91球で降板した。不安を残す内容だったが、それでも5つの三振を奪って無四球は明るい材料だ。六回に味方打線が一挙4点を奪って快勝。チームは2勝2敗で星を五分に戻した。

 マイコラスは14年に来日し、巨人での通算成績は31勝13敗、防御率2・18。15年と17年に2桁勝利をマークし、昨季は最多奪三振を記録した。昨オフにカージナルスと2年1550万ドル(約16億4千万円)で合意した。

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