大谷、レ軍エース左腕プライスと激突 寒波で試合中止…次回登板は18日
「ロイヤルズーエンゼルス」(15日、カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)がメジャー3度目の先発登板を予定していた敵地でのロイヤルズ戦が、寒波による悪天候のため中止となった。ソーシア監督は大谷の次回登板が17日(日本時間18日)、本拠地・アナハイムでのレッドソックス戦になると発表した。
冷たく強い風が吹き、雪が舞う。体感気温はマイナス8度。試合開始の20分ほど前に中止が発表され、球団関係者は「体感気温の低さが大きな理由になっている」と説明した。
大谷は中止後に応じた取材に、胸に「42」が入ったパーカを着て現れた。1947年4月15日にデビューした黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンがつけ、現在は全30球団で永久欠番になっている番号だ。
この日は「ジャッキー・ロビンソン・デー」で全球団の選手、首脳陣が「42」を背負ったが、カンザスシティーを含む中西部5都市で試合中止。大谷は「すごく楽しみにはしていましたけど、決まったことに対してはどうしようもないので」と残念そうだった。
次の相手になったレッドソックスはメジャー最高勝率(13勝2敗)を誇る強敵だ。12勝3敗で球団史上最高のスタートを切ったエンゼルスとは“ア・リーグ頂上対決”となる。投げ合うのはエース左腕のプライスだ。
しかも初めて任されるカード初戦。「休日(15日)を挟んでの連戦の初戦なのですごく大事な試合。もう一回、いい流れで行けるようなスタートが切れるピッチングをしたいなと思っています」と意気込みを口にした。