大谷翔平、右手にまめ2回3失点で降板…3連勝ならず 初回先頭打者に被弾

レッドソックス戦の2回、右手の指先を気にするエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-レッドソックス」(17日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が自身の3連勝とチームの8連勝を懸けてレッドソックス戦に先発したが、初回先頭打者のベッツに先頭打者本塁打を浴びるなどし、2回4安打3失点で降板した。打者12人から奪三振は1、2四球だった。降板の理由は右手にできたまめのためでメジャー自身最短での降板となった。

 初回、先頭打者のベッツに対し、外角に決めにいったストレートがファウルにされた後、再び投じたストレートが中に入った。捉えられたボールは左中間方向に伸び、いきなり先制点を献上した。

 続く二回も苦しんだ。1死からブラッドリーには直球で詰まらせながらも中前に運ばれると、続くバスケスに四球を出し、ここで投手コーチがマウンドへ。ブルペンも慌ただしくなった。

 ホルトにも詰まりながらの左前適時打を許して2失点目。ベッツへの四球で1死満塁となり、ベニンテンディの左犠飛で3失点目を喫した。直球に威力はあったものの、スプリット、スライダーともに制球を欠いて三振を取れない苦しい展開になった大谷はボールが初回で28球、二回には38球と2イニングで66球を放らされた。うちストライクは34球だった。

 大谷の後を受け三回から登板したバードにもレッドソックス打線が牙をむいた。ブラッドリーとホルトが2ラン、ベッツがこの日2本塁打目となるソロを放ち、5得点。序盤で大きな点差がついた。

 レッドソックスはリーグ2位のチーム打率を誇る。相手先発は、メジャー通算128勝、12年サイ・ヤング賞受賞の左腕、デービッド・プライス。

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