大谷、2回3失点でメジャー初黒星 右手まめで66球無念の降板

レッドソックス戦の2回、右手の指先をなめるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス1-10レッドソックス」(17日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が2回4安打3失点でメジャー初黒星を喫した。デビューから3連勝はならず、チームの連勝も7で止まった。2回、66球はメジャー3度目の登板で自己ワースト。球団は降板理由を右手のまめと発表した。

 初回、先頭のベッツに対し、スプリットの制球が安定せず、フルカウントからの7球目、156キロ直球を左中間へ運ばれ、先制点を許した。1死から中前打で走者を背負いながらも後続を断ったが、不安を残す立ち上がりとなった。

 二回は1死から右前打と四球で一、二塁のピンチに陥り、9番ホルトに153キロ直球を左前は運ばれ、2失点目。ベッツへの四球で1死満塁となったところでエンゼルスの中継ぎ投手がウォームアップを開始する。続くベニンテンディに左犠飛で3点目を失い、イニングを投げ切った後、交代となった。

 この日は前回、七回1死まで完全投球を披露した8日のアスレチックス戦に続いてチケットが完売。快投を期待した今季最多となる4万4822人の観客の声援に応えることができず、大谷にとっては悔しい敗戦となった。

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