大谷「6番・DH」で先発 敵将が二刀流を絶賛「野球界が興奮している」
「エンゼルスージャイアンツ」(20日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「6番・指名打者」で出場することが発表された。4試合ぶりに打者で出場した前日のレッドソックス戦は4打数無安打3三振。スタメン出場8戦目で初めてノーヒットに終わった。
対戦相手のジャイアンツは、昨年12月に大谷が最終面談をした7球団の中の一つ。試合前のベンチで日米メディアの取材に応じたボウチー監督は「ここまでは本当にいい働きをしているし、プレーも素晴らしい」と好スタートを切った23歳を高く評価。大きな注目を集めている二刀流選手としての能力にも触れ、「アスリートとして驚くべきものを持っている。地元アナハイムだけでなく、野球界全体が興奮している」と話した。
ジャイアンツの先発は15、16年に2桁勝利を挙げている右腕のサマージャ。10、12、14年のワールドシリーズを制している敵将は大谷の打撃について「バットがよく振れている。彼にはしっかり投げないといけないね」と警戒した。
エンゼルスのラインアップは以下のとおり。
1番・二塁 キンズラー
2番・中堅 トラウト
3番・左翼 アップトン
4番・一塁 プホルス
5番・三塁 バルブエナ
6番・DH 大谷
7番・遊撃 シモンズ
8番・右翼 カルフーン
9番・捕手 マルドナド
投手 ヒーニー