元DeNA・久保 米独立リーグ入り 「松坂世代」の挑戦-5・18開幕
阪神でも活躍し、DeNAを昨季限りで退団した元パ・リーグ新人王の久保康友投手(37)が、米独立リーグ、アメリカン・アソシエーションのゲーリーと契約したと、同球団が20日に発表した。
「松坂世代」の久保は関大第一高時代の1998年、エースとして春夏連続で甲子園出場。選抜では決勝で松坂大輔投手(現中日)擁する横浜高に敗れはしたが、準優勝を果たした。高校卒業後は松下電器(現パナソニック)に進み、2004年度ドラフトの自由獲得枠でロッテに入団。1年目に10勝(3敗)を挙げて新人王に選ばれた。
09年にトレードで阪神へ移籍。10年には14勝5敗で最高勝率(・737)のタイトルを獲得した。13年オフ、DeNAへFA移籍。昨季限りで自由契約となっていた。プロ野球13年間で97勝86敗6セーブ、防御率3・70の成績だった。
ゲーリーが本拠地を置くインディアナ州ゲーリーはシカゴの南方約50キロに位置し、チームは5月18日に開幕戦を迎える。