大谷、マー君との対決「必ず自分にとってプラスに」 5月26日からの3連戦で可能性

 明るい表情でけがについて語る大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス1ー11ヤンキース」(28日、アナハイム)

 前日の試合で一塁を駆け抜けた際に左足首をひねり、途中交代した大谷翔平投手(23)は欠場した。ヤンキースの先発、田中将大投手(29)は6回2安打1失点、今季自己最多の9奪三振、2四球で4勝目(2敗)を挙げ、チームの8連勝に貢献した。エンゼルスは3連敗となった。

 大谷対田中。日本メディアだけでなく、米メディアも注目した直接対決は持ち越された。実現すれば、13年9月以来、5年ぶり。前日の試合前にフィールド上で田中とがっちり握手を交わし、会話を楽しんだ大谷は「なかなか直接打席の中でボールを見るという機会はないと思うし、必ず自分にとってプラスになると思う。そういう意味では楽しみにしていたので、残念だなという気持ちはある」と心の内を語った。

 前夜は初めて5番で起用され、二回の第1打席で剛腕セベリーノの内角球を弾丸ライナーで右翼席へ運ぶ4号ソロ。五回にアクシデントに見舞われたが、左足首の痛みは「そんなに大きい感じではなかった」と大谷。「僕の中では『次の打席も(いく)』という気持ちだったが、トレーナーと話して『出ない』という感じになった」と経緯を説明した。

 今回は2人の対決は実現しなかったが、両軍は5月25~27日(日本時間5月26~28日)に舞台をニューヨークに移して再び、対戦するとあって、大谷は「1試合でも多く出て、その中で結果を残して次の試合に備えていくっていうのはすごい大事だと思ってるので、そういう意味ではきょう出れなかったのは残念」とも話した。

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