大谷 次回登板回避 指揮官「故障者リスト入りの可能性ない」2試合連続先発外れる

 左足首捻挫後、初めてキャッチボールを行った大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス-ヤンキース」(29日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が、予定されていた5月1日(日本時間5月2日)のオリオールズ戦の登板を回避することが決まった。球団が大谷に代わって、ニック・トロピアーノ投手が登板することを発表した。

 大谷は27日(同28日)の試合で一塁を駆け抜けた際に、相手一塁手との交錯を避けるためにベースの端を踏み、左足首を捻挫。途中交代し、治療を受けた。ヤンキースの田中が先発登板した前日28日はスタメンを外れ、試合前練習にも参加せず。治療とトレーニングに専念し、室内打撃練習も行わなかった。試合後は次回登板について「おそらく大丈夫だと思います」と話す一方で「スケジュールに関しては僕が決めることではない」と最終判断は首脳陣、トレーナーにゆだねる意向を示していた。

この日の試合前に会見でソーシア監督は大谷について「経過を見ているところ。状態はかなり良くなっている。きょうは代打として考えている」。通常、登板2日前に行うブルペンでの投球練習を30日に予定していることを明かしたことから、次回登板が5月2日(同5月3日)のオリオールズ戦になる可能性が出てきたが「これから状況を見て決める」と明言を避けた。

 この日の大谷は約15分のキャッチボールで左足首などの状態をチェック。ブルペンではシャドーピッチングでマウンド上でのバランスなどを確認した。

 エンゼルスのラインアップは以下の通り。

1番・二塁 キンズラー

2番・中堅 トラウト

3番・左翼 アップトン

4番・一塁 プホルス

5番・DH シモンズ

6番・遊撃 コザート

7番・三塁 マルテ

8番・右翼 ヤング

9番・捕手 リベラ

投手 スカッグス

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