大谷 イチローと初対決か 次回登板はマリナーズ3連戦
「エンゼルス1-2ヤンキース」(29日、アナハイム)
27日の試合で左足首を捻挫したエンゼルスの大谷翔平投手(23)が予定されていた5月1日(日本時間5月2日)の登板を回避し、同4~6日(同5月5~7日)に敵地シアトルで開催されるマリナーズ3連戦に登板することが決まった。マイク・ソーシア監督が明言したもので、マリナーズのイチロー外野手(44)との初対決の可能性が出てきた。
この日の大谷は2試合でスタメンを外れ、1点を追う七回にはベンチ内で防具を装着して代打要員として待機したが、出番はなかった。
試合前には負傷後初めてフィールドに出て約15分のキャッチボールを行い、左足首などの状態をチェック。ブルペンではシャドーピッチングでマウンド上での体のバランスなどを確認した。
ソーシア監督は試合後の会見で今後の先発ローテーションについて言及。大谷が登板予定だった1日からのオリオールズ3連戦は第1戦にトロピアーノが中5日で、第2戦にヒーニーが中4日で先発し、第3戦は未定と発表した後、「ショウヘイは週末のシアトルのどこかで投げさせることを考えている」と話した。
また、打者での起用について指揮官は「きょうも状況によっては代打として起用することを考えていた。火曜日(5月1日)は指名打者として出場できると感じている」と話した。
チームは今季2度目の4連敗。この日のインディアンス戦に勝ったマリナーズと入れ替わり、ア・リーグ西地区3位に転落した。