大谷、一塁から激走して一気に生還 第3打席まで無安打も足で貢献
「エンゼルス-オリオールズ」(2日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)がオリオールズ戦に「5番・指名打者」で出場。左足首捻挫から復帰した前日に続き、2試合連続のスタメン出場となった。
第1打席は一回、2死無走者。この回、トラウト、プホルスにソロが飛び出し、チームが逆転した状況で打席に入った。オリオールズの右腕バンディに対し、初球の変化球を見逃し、2球目の外直球を空振り。2球で追い込まれ、3球目は内角直球をファウルした。4球目の外角球を捉えて当たりは悪くなかったが、中堅手の守備範囲で中飛となった。
第2打席は1点リードの四回、1死無走者。初球は外角へボール、2球目は外角へのチェンジアップでストライク。3球目は低めに外れ、4球目はカーブがボール。3ボール1ストライクからの直球を引っ張り、痛烈なゴロを一塁手がはじいた。記録はエラー。続くシモンズの左翼線への二塁打で、一塁から激走。快足を生かして、一気に生還した。
第3打席は五回、1死二塁の好機。オリオールズは大谷を打席に迎え、バンディから右腕ライトに交代。初球は高めに外れ、2球目は外角へボール。2ボールから3球目を積極的にスイングしたが、“大谷シフト”にはまって遊ゴロだった。
オリオールズのバンディは25歳。今季はここまで1勝3敗、防御率2・97。16年は10勝、昨季は13勝を挙げている。