大谷5者連続三振!六回まで無失点、毎回の11奪三振 最速159キロ
「エンゼルス-ツインズ」(13日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)が今季4勝目をかけて13日(日本時間14日午前5時7分開始)の本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムでのツインズ戦に先発。5者連続三振を奪うなど、六回まで91球を投じ、毎回の11奪三振で無失点に抑えている。
先発6試合目となるマウンドは、ツインズ4連戦の4試合目。2連敗中のチームの流れを変える役割も託された。この日は「母の日」のため、全チームがピンクの帽子、ユニホームを着用しての試合となった。
初回、大谷は先頭のドジャーに三塁強襲の内野安打を打たれるが、続くケプラーを二ゴロ。三番・エスコバルには8球粘られたが、最後は131キロのスライダーで空振り三振に仕留め、四番のロサリオも二ゴロで封じた。
二回は1死からモリソンに二塁への内野安打を打たれたが、3つのアウトをすべて三振で奪った。
三回はさらにペースを上げ、3者連続三振。これで5連続三振となり、スタジアムから歓声が上がった。
四回先頭のエスコバルが右飛となり連続奪三振は止まったが、続くロサリオをこの日最速の159キロの直球で空振り三振に仕留め、続くガーバーも三振で斬った。
五回は右前打で先頭のモリソンを出したが、後続3人を抑えた。
エンゼルスが待望の先制点を奪った直後の六回は先頭を四球で歩かせ、暴投も絡んで2死三塁のピンチを招く。ここでも四番・ロサリオを空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。
ツインズのラインアップは以下の通り。
1番・二塁 ドジャー 打率・255、7本塁打、16打点
2番・中堅 ケプラー 打率・264、5本塁打、14打点
3番・三塁 エスコバル打率・291、7本塁打、20打点
4番・左翼 ロサリオ 打率・295、9本塁打、27打点
5番・DH ガーバー 打率・269、2本塁打、6打点
6番・一塁 モリソン 打率・175、4本塁打、13打点
7番・右翼 グロスマン打率・222、1本塁打、13打点
8番・遊撃 ペティット打率・500、0本塁打、2打点
9番・捕手 ウィルソン打率・111、0本塁打、3打点