大谷交代に本拠地ブーイング 指揮官「全く難しい決断ではなかった」

ツインズ戦の7回、ガーバーを一邪飛に仕留めたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス2ー1ツインズ」(13日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が七回途中3安打1失点、11三振2四球と好投した。1点リードの場面で勝利権利をもって降板したが、2番手投手が同点打を許し、4勝目を逃した。防御率は3・58。メジャー移籍後自己最多の103球を投げ、最速は160キロ。試合はエンゼルスがコザートの九回サヨナラ適時打で連敗を2で止めた。

 大谷の交代を告げるため、ベンチから飛び出したソーシア監督に地元ファンがブーイングを浴びせた。1-0の投手戦。七回1死から四球を出した時点の投球数はこれまでの自己最多だった98球を上回る103球。観客は大谷続投への期待と同時に安定感のない中継ぎ陣への不安を表現したとみられるが、指揮官は110球を基準に挙げながら「あの時点で15~20の球数が残っていたら難しい判断だったかもしれないが、リスクの可能性を考えた場合、全く難しい決断ではなかった」と言い切った。

 2番手で登板したベドロシアンが連打を許し、結果的に大谷が一塁に残した走者が同点のホームを踏んだが、ソーシア監督は「投げていた球は衝撃的だった」と絶賛。米メディアから「今回も素晴らしい登板だったが」という問いには「『素晴らしい』ではなく、『かなり驚異的な』だ」と、自ら言葉を置き換えるほどだった。

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