大谷 時速177キロの超速打 第1打席で左腕から左中間二塁打
「エンゼルス-レイズ」(18日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)がレイズ戦に「5番・指名打者」で、4試合連続スタメン出場した。
第1打席は1点を追う二回、無死。先頭で打席に入った。初球は155キロの直球、2球目はスライダーがいずれも外角いっぱいに決まった。簡単に2球で追い込まれたが3、4球目の外角変化球はいずれもボール。5球目の内角直球はファウルし、6球目の157キロの外角高め直球も見逃してボール。フルカウントからの7球目、156キロの高め直球をしっかり捉え、左中間へ二塁打を放った。
大谷にとっては左腕から放った4本目の安打で、初の長打。左中間への深い打球は時速177キロの超速“ロケット打”となり、飛距離は116メートルだった。
この日の試合前にはキャッチボールを行った後、20日の登板に備えてブルペンで37球の投球練習。その後のフリー打撃では、26スイングで3連発を含めて10本のさく越えを放った。
前日の試合では0-7の九回に4戦ぶりとなる6号ソロを放ち、チームのゼロ封負けを阻止。自身の連続無安打打席も8で止めた。今季は打者としてここまで23試合(代打3試合)に出場し、打率・321、6本塁打、17打点。
レイズの先発は左腕のスネルで今季の成績は4勝3敗、防御率3・12。大谷が左腕先発の試合でスタメンに名を連ねるのは4月19日のレッドソックス戦以来、約1カ月ぶり。今季の対左腕打率は・200(15打数3安打)。