代打・大谷、快足ヒット 逆転口火!シフトで狭くなった二遊間に打ち込んだ
「エンゼルス9-6ロイヤルズ」(4日、アナハイム)
快足でチームに流れを呼び込んだ。1点を追う六回1死走者なし。4戦ぶりに先発を外れたエンゼルスの大谷翔平投手(23)が代打で登場すると、本拠地が大きく沸いた。
敵軍内野陣が右に寄る“大谷シフト”。外角低めのツーシームにバットの芯を外されながらも、狭くなった二遊間にゴロ打球を打ち込み、一塁を駆け抜けた。後続の適時打で同点のホームも踏んだ。ソーシア監督と、決勝打を放ったトラウトが「あそこから反撃が始まった」と口をそろえた大きな1本だった。
試合前には6日の登板に備えてブルペンで34球を投げた。自身の5勝目を懸けたマウンド。「しっかり勝てるように頑張りたい」。次はその右腕でチームを勢いづける。