エンゼルス大谷、「6番・DH」で1カ月ぶり戦列復帰 相手先発は元西武・ルブラン
米大リーグ、エンゼルスは3日(日本時間4日)、右肘内側側副靭帯の損傷で故障者リスト(DL)に入っていた大谷翔平投手(23)がシアトルで行われるマリナーズ戦に「6番・指名打者」で戦列復帰すると発表した。
大谷は先発登板した6月6日のレイズ戦後に右肘に張りを訴え、精密検査の結果、右肘内側側副靭帯に損傷が見つかり、DL入り。保存療法としてPRP(多血小板血しょう)注射と幹細胞注射を受け、3週間が経過した同28日の再検査で患部に改善が見られたため、医師から打者としての復帰の許可が出された。
大谷はチームの遠征には帯同せず、地元アナハイムでリハビリ、練習を行っており、再検査を受けた6月28日に初めて両手でスイング。翌29日も打撃練習を行い、経過が良好だったため、同30日、7月1日はマイナー投手を相手に10打席ずつ立ち、実戦形式の打撃練習を行っていた。
大谷が打者として出場するのは6月4日のロイヤルズ戦以来。マリナーズの先発は、15年に西武に在籍した左腕のルブランで今季はここまで16試合(先発11試合)に登板し、3勝0敗、防御率3・38。
エンゼルスのラインアップは以下のとおり。
1番・三塁 フレッチャー
2番・中堅 トラウト
3番・左翼 アップトン
4番・一塁 プホルス
5番・遊撃 シモンズ
6番・DH 大谷
7番・二塁 キンズラー
8番・捕手 マルドナド
9番・右翼 ヤング
投手 ヒーニー