大谷の代打決勝弾 ド軍ロバーツ監督「脱帽するしかない」

ドジャース戦の7回、代打で勝ち越しソロを放ち、塁を回るエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス4-3ドジャース」(8日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が3-3の七回に代打で出場し、中越えへ決勝7号ソロを放った。1打数1安打1打点で打率は・275。5月17日のレイズ戦以来となる大谷の一発でエンゼルスは「フリーウェイ・シリーズ」を2勝1敗と勝ち越した。

 カウント2-2と追い込まれた大谷がとらえたのは内角低めの154キロツーシーム。試合後に明かした、打席内でのアプローチは「チェンジアップが決め球にあるピッチャーなのでツーストライク後はしっかり頭に入れていかないといけなかった」。速球との落差は約15キロ。「裏をかかれての真っすぐだったんですけど、そこをなんとかいい形で打てたのは僕の中ではすごくよかった」と振り返った。

 大谷の一振りにやられたドジャースのロバーツ監督は「オフスピードのボールをファウルにして内角速球をしっかりとらえていた。脱帽するしかないよ」と、その打撃技術を称賛した。

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