大谷、第3打席は相手エラーで出塁 プホルス2ランなどでエンゼルスリード
「エンゼルス-マリナーズ」(10日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「6番・指名打者(DH)」で先発出場した。四回の第3打席は二塁手の失策で出塁した。
大谷の前を打つプホルスに2ランが出るなどし、6-3とリードし、2死走者なしで迎えた第3打席。マリナーズ先発リークが、1ボール2ストライクから投じた5球目、外角への変化球に泳がされて二塁手へのゴロになった。しかし、これを二塁手のゴードンが一塁へ悪送球。ボールがダッグアウトに入ってしまったため、大谷は二塁へ進塁した。
続くキンズラーが適時打を放ち、大谷が生還。この回4点を奪ったエンゼルスがリードを広げた。
初回の第1打席は四球だった。三回の第2打席は二ゴロに倒れた。
大谷は試合前の時点で、打者として40試合(代打6試合)に出場し、打率・275、7本塁打、21打点。前試合、8日のドジャース戦では同点の七回に代打で登場し、5月17日のレイズ戦以来、打者出場17試合ぶりの本塁打となる決勝7号ソロを放っている。
マリナーズの先発は右腕のリーク。今季の成績は18試合に登板し、8勝5敗、防御率4・11。大谷はすでに2度対戦しており、5月4日の試合は左越え適時二塁打を含む3打数2安打、1三振、今月4日は1打数1安打と相性はいい。