大谷、第2打席は右越え二塁打 前回3三振のバーランダーにリベンジ
「エンゼルス-アストロズ」(21日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「5番・指名打者」で出場し、0-2の四回の第2打席は右越え二塁打。両軍無得点の二回の第1打席はバント安打を試みたが、投ゴロだった。
アストロズの先発は、エース右腕のバーランダー。ここまで9勝5敗、防御率2・29の35歳ベテランに対し、0-0の二回無死一塁の打席は初球、投手の左へ転がしたが、二塁封殺で走者を進めることはできなかった。アストロズ内野陣は右へ寄る“大谷シフト”。遊撃手が二塁ベースのやや右後方、三塁手が三遊間に位置取りしていた。
2点を追う展開となった四回は1死一塁の場面で打席に。ツーボールからの3球目、内角153キロ直球を鋭く振り抜き、右翼手の頭を越える打球で二塁に達した。うれしい後半戦初安打となった。
前回、初対決となった5月15日の試合は4打数無安打3三振。試合後の大谷は「いくら払ってでも経験する価値のあるもの。それぐらい素晴らしい投手」と脱帽する一方で「打ち崩すのは難しいと思うんですけど、手ごわいなというよりそこをクリアしていくことによって自分のレベルが上がっていくと思う」と次回対戦でのリベンジを誓っていた。
大谷はここまで打者として46試合(代打10試合)に出場し、打率・277、7本塁打、22打点をマーク。後半戦初戦だった前日の同カードは左腕のカイケルに3打数無安打3三振に封じられた。
エンゼルスのラインアップは以下のとおり。
1番・右翼 カルフーン 打率・187、9本塁打、26打点
2番・遊撃 シモンズ 打率・309、6本塁打、41打点
3番・中堅 トラウト 打率・307、25本塁打、50打点
4番・左翼 アップトン 打率・251、19本塁打、54打点
5番・DH 大谷 打率・277、7本塁打、22打点
6番・二塁 キンズラー 打率・220、11本塁打、26打点
7番・一塁 バルブエナ 打率・204、9本塁打、30打点
8番・捕手 マルドナド 打率・231,5本塁打、32打点
9番・三塁 フレッチャー打率・231、5本塁打、32打点
投手 トロピアーノ 3勝4敗、防御率4・83