大谷のスイングスピードに驚き アストロズ捕手「彼の未来は明るい」

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は後半戦最初のカードとなった21日から23日のアストロズ3連戦でいずれも「5番・指名打者」で出場し、2二塁打を含む11打数3安打1四球だった。21、22日の試合でアストロズの先発マスクをかぶったマックス・スタッシ捕手(27)の大谷評を聞いてみた。

 大谷が打者でアストロズ戦に出場したのは5月15、16日以来、約2カ月ぶり。2試合の成績は8打数1安打だった。

 5月の2試合は控え捕手として待機していたスタッシは、初めてマスク越しに見た大谷の第一印象を「いいアプローチをしていたと思う。しっかりしたゲームプランをもって打席に立っているのはよく分かった。いい打者だと思った」と表現した。

 際立っていたことが一つある。それはスイングスピードだ。「本当に速かった。甘くいかないように細心の注意を払いました」。21日の試合は左腕のカイケルが大谷を3打席3三振。徹底的にツーシームで内角を突き、手玉に取った。

 「カイケルのツーシームはメジャーでベストと言ってもいいほど素晴らしいボールですが、大谷に対しては内角でも同じコースに投げさせないように心掛けました」。

 大谷が22日に対戦したバーランダーは2カ月前の対戦で4打数無安打3三振と全く歯が立たなかった。しかし、今回は第1打席でセーフティバントを試みた(結果は投ゴロ、二塁封殺)後、四回の打席で右越え二塁打を放ち、結果を残した。

 サンプルとしてはまだ少ないが、大谷の打撃を誰よりも近くで見たスタッシはインタビューの中で2度同じフレーズを使った。「彼の未来は明るい」と。

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