大谷、目と足で勝利に貢献 逆転呼び込んだ

 「エンゼルス14ー5アストロズ」(22日、アナハイム)

 目と足で流れを引き寄せた。1点を先制された直後の二回の打席で先頭のエンゼルス・大谷は追い込まれながらしぶとく四球出塁。ここで次打者とラン&ヒットを企て、左越え二塁打で一気に生還、後続の逆転打を呼び込んだ。

 前夜の試合で一塁までの到達時間が今季球団最速の3・82秒をマーク。七回だった。ボテボテの三塁手正面へのゴロを内野安打にして「それなりにいいところに飛んでくれた」。再び、攻撃の起点となり一挙7点だ。

 試合前のベンチでは大谷が前日の試合で失敗したバントが話題になった。米記者から質問を受けたソーシア監督は開幕直後に大谷からバントに関する質問を受けたことを明かし「本人の判断に任せている。問題はない」。剛腕豪打にとどまらない。選球眼に快足、そしてバントと大谷がもつ多彩な攻撃を認めている証しだ。

 海の向こうでは母校・花巻東が甲子園出場を決めた。「いい夏にしてもらえたらなと思います」。高校時代の経験がなければ、今の自分はない。そんな思いを込めて大谷が後輩たちにエールを送った。

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