ヤンキース、動いた! 元セーブ王左腕を補強
田中将大投手(29)が所属するヤンキースがオリオールズとのトレードで元セーブ王左腕、ザク・ブリットン投手(30)を獲得することで合意した、と24日(日本時間25日)、大リーグ公式サイトなど、複数の米メディアが伝えた。同投手の身体検査をへて正式発表されるという。
同投手はオフにアキレス腱の手術を受け、6月に復帰したばかり。今季はここまで16試合に登板して4セーブだが、16年にはア・リーグ最多の47セーブをマークするなど、メジャー通算306試合(先発46試合)で30勝22敗139セーブ、防御率3・22を残している。
ヤンキースの中継ぎ陣は、守護神のチャプマンが7日のブルージェイズ戦で左膝痛のために緊急降板。21日のメッツ戦では1安打4四死球3失点の乱調で不穏な空気が漂っているが、ロバートソン、ベタンセス、グリーン、ホルダーと安定感はリーグ屈指だ。23日現在の貯金は28でワイルドカード争いの首位を快走しているが、同地区首位のレッドソックスには6ゲーム差をつけられており、さらなる補強を模索していた。