大谷、4打数無安打 “大谷シフト”を逆手に取るバント安打狙いは不発
「インディアンス3-0エンゼルス」(4日、クリーブランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「3番・指名打者」で出場し、4打席無安打で打率を・266とした。チームはエース右腕クルバーの前に3安打完封負け。三塁さえ踏めない完敗だった。
2試合連続で3番に入った大谷はエースのクルバーと対決。4月4日の初対戦では中越え2号を放っている右腕に対し、初回の打席はフルカウントから見送ったカットボールをストライクと判定され、見逃し三振に倒れた。
0-0の三回2死一、二塁の好機は三ゴロ。カウント1-2と追い込まれた後の4球目、外角低めの145キロカットボールをとらえ切ることはできなかった。
両軍無得点で投手戦となった六回1死走者なしの打席は見逃し三振。初球で内野陣が右へ寄り、三塁線を空けるシフトの逆を突くバント安打を狙ったが、三塁線へのファウルとなった。クルバーと4度目の対戦となった九回の打席は右飛。前日は自己初の2打席連続弾を含む4安打3打点と大暴れしたが、この日は敵軍バッテリーに完全に封じられてしまった。