大谷、元木監督U-12代表選手の前で意地の2点適時打

大谷翔平と元木大介氏
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 「エンゼルス7-8アスレチックス」(12日、アナハイム)

 意地の1本は3点を追う八回だ。2死二、三塁の好機にエンゼルス・大谷翔平投手(24)が通算123セーブのファミリアの初球、143キロスライダーを左前へ。2点適時打で本拠地を沸かせた。

 しかし、見せ場はこの1打席のみ。3点を追う初回1死三塁、3-8の五回無死二塁、5-8の六回2死二、三塁の場面はすべて空振り三振。内角中心の配球に苦しめられた。

 地元ファンとともに観客席で一喜一憂したのは、元巨人の元木大介氏が監督を務める12歳以下日本代表の選手たちだ。ミズーリ州で開催された「カル・リプケン杯世界少年野球大会」で3連覇を達成。帰国前に試合観戦と大谷との対面が実現し、元木氏は「子供たちの目が輝いていた。とてもいい思い出になった」と喜んでいた。

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