大谷、代打で四球 スクイズで快足ホームイン

 「パドレス3-6エンゼルス」(13日、サンディエゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は延長十回に代打で出場し、四球だった。チームは連敗を2で止め、勝率を5割に戻した。

 指名打者制のないナ・リーグ球団との交流戦のため、スタメンを外れた大谷。七回裏の攻撃中に打撃用手袋とバットを手に室内ケージへ向かい、代打に備えた。

 出番は2-2の延長十回一死一塁の場面。エンゼルスカラーの赤で染まった三塁側内野席のファンが総立ちになって大声援を送る中、大谷は中継ぎ右腕スタメンのシンカーを見極めて四球で出塁。1死一、二塁とチャンスを拡大すると、続くカルフーンの勝ち越し適時二塁打で三進。さらにフレッチャーがワンボールからの2球目にスクイズを成功させ、快足を飛ばしてホームへ滑り込んだ。アップトンに25号2ランが飛び出し、一気に4点を奪った。

 この日の大谷は試合前には右肘故障後2度目となるブルペンでの投球練習。初めて捕手を座らせてカーブとスライダーの変化球を交えて33球を投げた。練習の合間にはフィールドでパドレスの牧田と談笑した。

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