エンゼルス大谷「ヘンな感じはしますけど」本拠地で投球後に敵地で打者出場

 「パドレス2-3エンゼルス」(15日・サンディエゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は3-2の九回に代打で出場し、空振り三振だった。1打数無安打で打率は・269。チームは同一カード3連勝で貯金を2にした。

 敵地スタンドから歓声が上がった。九回。この日戦列復帰した捕手リベラの一発で勝ち越しに成功し、なおも2死二塁の好機。ファンの声援を受けて打席に立った大谷だったが、見せ場をつくることはできなかった。

 中継ぎ右腕イェーツに対して初球、ほぼ真ん中の151キロ直球を見送ストライク、2球目は内寄り低め140キロスプリットを空振りして追い込まれた。3球目151キロ直球が高めに4球目140キロスプリットが低めに外れてカウント2-2。5球目、外角低めに逃げるようにして沈んだ138キロにバットは空を切った。

 「ワンスイング目と同じ球種なんですけど変化が違うかったりとか、なかなかうまくかみ合ってなかったかなと思う」と空振りの場面を振り返った大谷。見逃した初球にも触れ、「初球も甘かったですけど、なかなか手を出せないというのは立ち遅れてるのかなと。いろんな要素があるのかなと思います」と話した。

 前日の試合は九回に代打で出場した後、敵地サンディエゴから約150キロ離れた本拠地アナハイムへ陸路で戻り、深夜12時すぎに到着。この日はエンゼルスタジアムで投球練習をした後、再び、陸路でサンディエゴへ移動し、渋滞の影響を受けて球場入りしたのは試合開始20分前だった。

 移動の車中では「寝てました」と大谷。場所を移動しながらの二刀流調整に「(投球練習と公式戦で)2回動いているのでヘンな感じはしますけど、特にないかと思います」と話した。

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