大谷「いいステップ」故障後初の打者立たせて33球 試合は代打出場も三振
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「パドレス2-3エンゼルス」(15日、サンディエゴ)
前日の試合終了後、エンゼルス・大谷翔平投手(24)は敵地サンディエゴから陸路で約150キロ北上し、アナハイムへ向かった。本拠地エンゼルスタジアムのマウンドで投球練習を行うためだった。
一夜明けた15日、右肘故障後初めて打者を立たせて投球した。スプリットを含む全球種を交えて33球。「いいステップを踏めた。全体的には悪くはなかった」と話した。
投球後は同じ道のりを南下。途中で渋滞に巻き込まれ、敵地到着は試合開始わずか20分前。3戦連続で先発を外れた大谷は九回2死二塁から代打で出場したが、空振り三振。「うまくかみ合ってなかった」と振り返った。
球団の意向による変則的二刀流調整法。「変な感じはしますけど、特に(思うことは)ない」とさらりと言った。