大谷「1打席目から内容よくなかった」積極打法実らず無安打

 「レンジャーズ6-4エンゼルス」(17日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「4番・指名打者」で出場し、4打数無安打。スタメン出場では5試合ぶりのノーヒットで打率を・264とした。チームは2連敗で勝率5割となった。

 一回2死二塁の好機。カウント3-1から大谷は真ん中やや低めの145キロ直球を左翼線側席へのファウルにした。打ち損じ。フルカウントからファウルの後の7球目、内角低めのボールになるスライダーに空振り三振を喫した。

 「1打席目からあまり内容がよくなかったんじゃないかなと思う。それも最後まで改善されないままというか、そういう感じだった」

 積極性は失わなかった。4点ビハインドの三回2死一塁の打席は初球を打って二塁封殺。内野陣が右へ寄るシフトを敷いて狭くなった二塁間に放ったゴロ打球を二塁オドールが好捕して二塁へ送球した。2-5の六回は先頭でカウント2-1から三塁後方への遊飛。1点ビハインドの七回2死一塁の第4打席は初球を打って左飛だった。

 2打席目以降は追い込まれる前に打って出た。紙一重の打席が続いた。

 試合前には日本ハムでチームメートだったレンジャーズのマーティンと談笑。初対決はこの日も実現しなかったが、マーティンは2点リードの八回に登板し、2奪三振を含む三者凡退で11ホールド目をマークした。

 エンゼルスは前カードのパドレス戦で3連勝しながらレンジャーズに連敗。「投打がかみ合ってない部分があるんじゃないかなと思う。いい巡り合わせになってないなという感じはすると思います」。もどかしさばかりが募った。

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