「レンジャーズ７－１１エンゼルス」（１８日、アーリントン）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２４）は７－６の七回に代打で出場し、１３号３ランを放った。１打数１安打３打点で打率は・２６７。チームは連敗を２で止め、貯金を１とした。

　雨の影響で２時間２６分遅れの午後９時３１分に開始した試合。レンジャーズの先発が左腕のぺレスだったため、スタメンを外れた大谷が代打で起用されたのは七回だった。時計の針は午後１１時５０分を指していた。

　１点を勝ち越し、なおも１死一、二塁の好機。２番手右腕バトラーに対し、カウント２－１からの４球目、高めに浮いた１５２キロ直球を完璧にとらえると、一直線に伸びた打球はセンターバックスクリーンの前にある芝生へ着弾。飛距離１２５メートルの一撃は７月８日のドジャース戦以来となる２本目の代打弾。リードを４点に広げる大きな一打となった。

　試合前には右肘故障後４度目となるブルペン入りで２０球を投げた。ソーシア監督はチームがアリゾナに滞在する２０日（日本時間２１日）以降に同地の球団キャンプ施設で実戦形式の投球練習を行うと明言。二刀流復活に向かって着実に前進している。