大谷、投手復帰に自信 実戦形式の登板一夜明け「いい感じ」
「ダイヤモンドバックス5-4エンゼルス」(21日、フェニックス)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が右肘故障後初の実戦形式に登板して一夜明けた21日、「現時点ではそう遠くない時期に投げられるんじゃないかなという自信は持っている」と今季中に投手復帰できる見通しを話した。
20日はアリゾナ州の球団施設でマイナー2選手が左右の打席に立ち、全球種を使って計29球を投じた。打者と対戦するのは6月6日のロイヤルズ戦以来となったが「そんなに指先の感覚のずれはなかった。力を入れた時のだいたいの球速はこのくらいかなという感じのところは出ていたし、いい感じだった」と自信を深めた。
強度について「思い切り投げたつもり」と力を入れた中で、翌日の右肘の状態は「投げたので多少張りくらいはあるが、今日もキャッチボールをしっかりできた」と問題がなかったことを強調した。
ソーシア監督によると22日にブルペンで投球練習を行い、来週には球数を45~50球まで増やす予定。打者としても欠かせない戦力のため、戦列を離れてマイナーの試合に登板する考えは否定した。この日は同点の八回無死一塁で代打で登場して中飛に倒れた。