大谷の“マリオ・ジャンプ”の舞台裏 同期フレッチャー「僕が忘れていた」

 27日、ロッキーズ戦で3ランを放ち、プホルスに迎えられる大谷(ゲッティ=共同)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が27日(日本時間28日)のロッキーズ戦で15号3ランを放ち、ホームインした際に軽く跳んだ。右肘と右膝を同時に曲げてジャンプしたパフォーマンスは、球団の公式ツイッターで「Super Shohei>Super Mario」(スーパーショウヘイはスーパーマリオ以上)として紹介され、話題になった。

 これまで大谷はホームランを打った際に、ホームやベンチで出迎えたトラウトやカルフーンと握手を交わし、互いに頭を下げる“おじぎパフォーマンス”を見せたことはあったが、ジャンプパフォーマンスは初めてだった。

 「あれはショウヘイと2人で考えました。クラブハウスに置いてあるスーパーマリオのビデオゲームを見て、ホームランを打ったらあれをやろうと決めたのです」。

 そう話すのは大谷と同じ94年生まれで、6月にメジャーデビューを果たしたフレッチャー二塁手だ。

 確かに大谷はホームで迎えるフレッチャーの前で完璧なスーパーマリオ・ジャンプを披露した。しかし、フレッチャーの方はというと…右こぶしを小さく上げただけだった。

 「一緒にやると決めていたのに、僕が忘れてしまっていた。ショウヘイはちゃんと覚えていたのに…」

 大谷の鮮やかな逆転弾に酔いしれたのだろうか。そう言って、ちょっぴり申し訳なさそうな表情を見せたフレッチャー。次こそはきっと息の合ったパフォーマンスを見せてくれることだろう。

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