大谷、6番で対左腕スタメン 3日の二刀流復活に向けてブルペンで24球

 「アストロズ-エンゼルス」(31日、ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)がアストロズ戦(日本時間9月1日午前9時7分開始)に「6番・指名打者」で出場することが発表された。相手先発は左腕のバルデスで対左投手のスタメンは6日のタイガース戦以来となる。

 大谷はここまで打者として79試合(代打22試合)に出場し、打率・275、15本塁打、43打点。前日はメジャー201勝のバーランダーに2打席無安打だったが、その後は四球と中前打で出塁し、2得点を記録した。

 今季の対左投手の成績は打率・167(60打数10安打)、0本塁打、2打点。先発左腕に対しては6日以後、6試合連続(交流戦を除く)でベンチスタートだった。敵軍先発が左腕の場合は指名打者で起用されていたベテラン一塁手のプホルスが左膝の手術で残り試合の欠場が決まっており、与えられたチャンスを生かしたいところだ。

 アストロズの先発バルデスの今季成績は2勝0敗、防御率0・96。21日にメジャーデビューを果たしたばかり24歳左腕は、初先発となった26日のエンゼルス戦では5回1失点で勝利投手になっている。

 また、9月2日(日本時間同3日)の同カードで約3カ月ぶりに投手として復帰することが決まっている大谷はこの日、試合前にブルペンで24球を投げて調整した。投球後もブルペンに残り、ナギー投手コーチを相手にキャッチボールを追加し、傾斜で投げる感覚や投球フォームを確認するなど、二刀流復活に向けて入念に準備した。

 エンゼルスのラインアップは以下のとおり。

1番・右翼 カルフーン 打率・228、17本塁打、51打点

2番・二塁 フレッチャー打率・276、1本塁打、22打点

3番・中堅 トラウト  打率・310、31本塁打、62打点

4番・左翼 アップトン 打率・266、26本塁打、75打点

5番・遊撃 シモンズ  打率・297、8本塁打、63打点

6番・DH 大谷    打率・275、15本塁打、43打点

7番・一塁 マルテ   打率・207、5本塁打、17打点

8番・三塁 ウォード  打率・188、2本塁打、6打点

9番・捕手 ブリセーニョ打率・291、3本塁打、8打点

投手 バリア 8勝8敗、防御率3・67

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