大谷、内野安打!月間打率・328 7月から鮮やかV字回復

 「アストロズ0-3エンゼルス」(31日、ヒューストン)

 エンゼルス・大谷翔平投手(24)がアストロズ戦に「6番・DH」でフル出場。五回に三塁内野安打を放ち、月間打率・328で8月を終えた。2日(日本時間3日)のアストロズ戦に投手として先発予定で、6月6日以来の登板で5勝目を目指す。

 快足を飛ばして一塁を駆け抜けた。五回。大谷が24歳左腕のバルデスの内角高めの148キロ直球を打ち損じ、ボテボテのゴロにした。しかし、懸命にストライドを伸ばして打球を処理した三塁手を圧倒。内野安打をもぎ取った。

 対戦打率・167と苦にしている左投手から11打席(3四死球を含む)ぶりのヒット。8月最後の試合で1安打を記録し、月間打率・328、同6本塁打、同18打点。堂々のチーム月間三冠王だ。

 右肘の故障から打者限定で約1カ月ぶりに復帰したのは7月3日。ブランクは否めず、7月月間打率は・203。シーズンの打率も初めて2割6分を割ったが、鮮やかなV字回復。大谷「継続して出ていればそれなりに見ることがある。バッターとしてはこの1カ月でかなりレベルが上がったという実感がある」と胸を張った。

 2日の投手復帰は決定済み。約3カ月ぶりの登板に備え試合前はブルペンで24球を投げて調整した。

 投手復帰に周囲からは心配の声もあるが、「投げられるなら投げるのが普通。それが自分に与えられたポジションなんで」と強い気持ちを見せた大谷。8月は打者としての能力を発揮した24歳が、9月は再び二刀流で見る者を魅了する。

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