大谷、闘争心あらわに 打球に右手出して三ゴロ 二回は三者凡退
「アストロズ-エンゼルス」(2日、ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が、6月6日のロイヤルズ戦以来の約3カ月ぶりとなる先発マウンドに上がった。二回には打球に右手を出す反応で闘争心をあらわにした。
初回を無失点に切り抜けた大谷は二回、先頭のゴンザレスの打球が投手正面へ。ワンバウンドした打球に右手を出してボールをはじき左打者のシフトを敷いていた三塁手がさばいてアウトにした。ベンチから心配そうに見つめる首脳陣の声にも大丈夫とジェスチャー。後続を抑え三者凡退で切り抜けた。
大谷はここまで9試合に先発し、4勝1敗、防御率3・10。アストロズとは4月24日に同じ敵地で対戦し、5回1/3を投げて6安打4失点で勝敗はつかなかった。98球を投げて7奪三振、5四球。2度の163キロを含めて160キロ以上を8度マークした。