大谷「試合レべルなんで多少張りはある」投手復帰一夜明けの状態を語る
「レンジャーズ-エンゼルス」(3日、アーリントン)
2日のアストロズ戦で88日ぶりに投手復帰を果たしたエンゼルスの大谷翔平投手(24)は登板翌日の疲労回復のため、予定どおりスタメンを外れた。
あらかじめ球数が制限された前日の登板で大谷は49球を投げ、三回途中2安打2失点。一回終了後に腰に張りを感じ、二回には打球を右手に当てた影響で三回は球速が上がらず、2ランを許したが、試合後の表情は明るかった。
この日のスタメンを外れた大谷は試合前に球団広報部を通じて一夜明けの状態についてコメント。右肘の状態について「試合のレベルなんで多少張りはありますけど、次回の登板がどうなるのかってことも含めて調整したいなと思います」とし、腰や右手については「大丈夫です」と話した。
試合前のソーシア監督は「もっとも重要なのは右肘の状態がいいということだと思う。なにも異常がないことが一番大事」と話した。腰と右手については「MRI(磁気共鳴画像装置)検査やX線検査の予定はない」と、精密検査を要するほどのけがではないとした。
明日4日からは打者として起用する予定だが、「スイングできるかを確認してから判断したい」とし、「日曜日に投げることを願っている」と、改めて9日(同10日午前3時10分開始予定)のホワイトソックス戦に登板させる考えを明かした。