エンゼルス・大谷、新人王投票3位 MLB公式サイトが独自で実施
大リーグ公式サイトは4日(日本時間5日)、独自で実施した新人王投票の結果を公表。ア・リーグ新人王の有力候補に挙がっている大谷は85ポイントで、ヤンキースの2選手、アンドゥハー(93ポイント。打率・299、23本塁打、76打点)とトーレス(88ポイント。打率・279、22本塁打、66打点)に続く3位だった。
大谷はここまで打者で80試合(代打22試合)に出場し、打率・276、15本塁打、43打点。投手では10試合に登板し、4勝2敗、防御率3・31。
チームの残り試合は24。大谷は投手として復帰2戦目となる9日(同10日)のホワイトソックス戦を含め、最多で4試合の登板機会を残し、打者としては登板前後の試合を欠場するとして最多で14試合に出場すると予想される。二刀流としての質はすでに証明しており、数字をどこまで伸ばせるかがカギとなりそうだ。
同サイトは寸評で「ほとんどの者が不可能だと思っていたことを成功させている。二刀流選手として高いレベルのパフォーマンスを披露している。日曜日(2日)のマウンド復帰は大きなステップだった。打者で15本塁打、投手で50奪三振はメジャー史上初めて」とした。
ナ・リーグ新人王投票の結果は1位がブレーブスのアクーニャ(136ポイント。打率・292、23本塁打、50打点)、2位がナショナルズのソト(100ポイント。打率・302、16本塁打、53打点)。開幕時はともに19歳だった2選手の一騎打ちの様相を呈している。(数字は9月3日現在)