大谷、走者一掃打ァのちヒヤリ 本塁突入で打撲も軽症強調

 ソーシア監督(右)に付き添われベンチに戻る(共同)
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 「ホワイトソックス3-12エンゼルス」(8日、シカゴ)

 メジャー自身初の4戦連発とはいかなかったが、好調な打撃で大勝に貢献した。エンゼルスの大谷翔平投手(24)は2本塁打を含む5安打5打点のトラウトとともに打線を引っ張った。

 一回に安打を放つと二盗を決め、日本ハム時代を含めて自身最多のシーズン8盗塁とした。この時の安打に匹敵する鋭い打球だったのは九回だ。左腕の内角球を引っ張って右翼線に運ぶと、打球が転々とする間に悠々と三塁に到達。走者一掃のダメ押しの一打に「いい仕事ができた」と胸を張った。

 直後の走塁で今後に一抹の不安も残した。暴投でホームに滑り込んで投手と接触。ベンチでは足を引きずるようなしぐさを見せた。

 ただ「打撲みたいな感じなので全然大丈夫」と軽症を強調。打率は・290まで上昇し「1打席1打席、集中して入れている」。ロッカーに置かれたままのグラブは右肘故障で使えなくても、打席で輝きを放っている。

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