大谷、時速174キロの弾丸二塁打 チームはプレーオフ消滅

マリナーズ戦の4回、遊ゴロで一塁へ駆け込み、併殺を免れるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス2-8マリナーズ」(13日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「4番・指名打者」で出場し、4打数1安打で打率を・294とした。すでに地区優勝争いから脱落しているチームはこの日の敗戦でワイルドカードでのプレーオフ進出の可能性も消えた。

 会心の一撃は九回無死二塁の打席だ。ここまで3打席無安打だった大谷は3番手右腕ブラッドフォードに対し、2ストライクと追い込まれながら低めのスライダーを鋭く振り抜き、中前へ。好判断で快足を飛ばし、好判断で二塁を陥れた。

 打球の速度は174キロ。前夜の2本のヒットも打球速度が170キロを超えており、2戦連続で弾丸安打を放った。

 この日のマリナーズの先発はリーク。対戦成績6打数4安打と相性はよかったが、右腕に対し、0-2の一回2死二塁の好機は空振り三振。初球127キロのナックルカーブは見逃しストライク、2球目内角低めのチェンジアップを空振りして追い込まれた後、きわどい低めのナックルカーブを見送ってカウント1-2。4球目、外角のボールゾーンから入ってくるバックドアのカットボールを見逃して三振に倒れた。

 6点を追う四回1死一塁の打席はワンボールから外角低めのシンカーを叩いて遊ゴロ。七回は先頭でカウント1-1からほぼ真ん中のシンカーを打ち損じて一ゴロだった。

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