大谷翔平、3試合ぶり無安打 ソーシア監督は新人王獲得に太鼓判「イチバン」
「エンゼルス0ー5マリナーズ」(14日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「4番・指名打者」で出場し、4打数無安打だった。3試合ぶりのノーヒットで打率を・291に下げた。チームは連敗した。
過去の対戦成績3打数2安打と相性のいい左腕エリアスに対し、二回の第1打席は6試合連続となる見逃し三振。カウント1-2からの4球目、外角高めのカーブを自信を持って見送ったが、球審の判定はストライクだった。四回1死走者なしの打席は二ゴロ。フルカウントから内角151キロツーシームに差し込まれた。
0-3の六回2死走者なしの打席は左飛。3番手右腕アームストロングに対し、ワンボールから内角145キロのカットボールを鋭く振り抜いたが、打球は野手の守備範囲だった。
5点ビハインドの八回2死一、二塁の好機は左腕デュークに二ゴロ。カウント1-2から外角低めの119キロカーブにバットを伸ばして当てるのが精いっぱいだった。
試合前にはエンゼルスのソーシア監督が改めて大谷の新人王に太鼓判を押した。「ナンバーワンだ」と断言した後、日本人の球団広報に日本語を確認して「イチバン」と言い直した。有力候補に挙がっているヤンキースのアンドゥハーとトーレスの名前を挙げて「才能ある若い選手はたくさんいる。素晴らしいことだ」としながら「ショウヘイが二刀流選手としてメジャーリーグでやっていることは特別なことだと思う」と話した。