「アスレチックス－エンゼルス」（１８日、オークランド）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２４）は「５番・指名打者」で出場し、六回１死一、二塁の好機に左前打を放った。

　１－４の六回１死一、二塁の好機。大谷は代わったばかりの左腕バクターに対し、カウント２－２と追い込まれながら５球目、内角高めの１４８キロを左前へはじき返した。

　難しいコースに詰まりながらもヒットにし、１死満塁と好機を拡大すると、続くシモンズが２点適時打で１点差に詰め寄る。二塁へ進んだ大谷はウォードの死球で三塁へ。フレッチャーの故障で二塁に入った８番カワートが今季１号となる逆転満塁弾を放つと、ホームで満面に笑みを浮かべて仲間を迎えた。

　大谷は２日前の試合で盗塁を試みた際に左足首をひねったが、前日はオフだったこともあり、患部は順調に回復。１３試合連続スタメンで出場し、二回の第１打席は四球。四回１死一塁の打席は左飛だった。