大谷、チーム21失点歴史的大敗で途中交代 七回から捕手登板でDH解除
「アスレチックス21-3エンゼルス」(20日、オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「4番・指名打者」で出場し、2打数無安打1四球だった。打率は・290。七回の攻撃を終えて2-18の一方的な展開だったため、ソーシア監督は捕手のアルシアを投手として起用、大谷の指名打者を解除してブリセーニョを捕手として出場させた。
メジャー16年目、通算103勝右腕、ジャクソンとの8月11日以来の対決。15試合連続スタメン出場となる大谷は一回1死一、二塁の好機で空振り三振を喫した。初球、150キロツーシームをファウルにすると、ワンバウンドになる135キロスライダーを見送ってカウント1-1。3球目、142キロチェンジアップを空振りして追い込まれると、最後はワンバウンドになるカーブにバットは空を切った。4つの球種で抑え込まれた。
1点リードの三回2死三塁の打席は遊飛。カウント1-1から内角高めの152キロ直球に詰まった打球を遊撃手の後方へ打ち上げた。
2-12と一方的な展開となった六回は四球。フルカウントからの8球目を見極めて一塁へ歩いた。
試合はエンゼルスの先発シューメーカーが三回途中5失点でKOされるなど、投手陣の不調と守備の乱れで三回と六回に打者一巡の猛攻を浴びて六回を終えて18安打18失点。
七回には捕手のアルシアが7番手として今季2度目の中継ぎ登板。2死から2本塁打を許して3点を失い、合計21失点となった。球団発表によると、2000年9月30日のマリナーズ戦以来となる球団史上最多タイの失点となった。