吉川「また野球できる」 Dバックスとマイナー契約、入団会見
ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ元社会人野球パナソニックの吉川峻平投手(23)が24日、アリゾナ州スコッツデールのキャンプ施設でユニホーム姿で入団記者会見に臨み「また野球をできることに幸せや喜びを感じた」と語った。
会見前には教育リーグに参加し、マイナーの若手選手とともにキャッチボールや守備練習などを行った。憧れはヤンキースの田中将大投手と言い「今の段階では何も通用しない。自分の中にある課題をクリアしていく中で、メジャーに昇格することが付いてくればいい」と謙虚だった。
交渉の段階で社会人野球を統括する日本野球連盟の規定に抵触し、資格はく奪などの処分を受けた。球団は契約の過程について「ノーコメント」とし、本人は「若いうちに挑戦できるタイミングがあるなら、米国の最高峰の舞台に挑戦したいという思いがあったので、こういう決断になった」と決意を表明した。