マー君、ポストシーズン防御率は球団史上1位&メジャー歴代5位
「ア・リーグ地区シリーズ・第2戦、レッドソックス2-6ヤンキース」(6日、ボストン)
ヤンキースの田中将大投手(29)はレッドソックスとのア・リーグ地区シリーズ第2戦で先発し、5回3安打1失点で勝利投手になり、ポストシーズン通算3勝目を挙げた。78球を投げて4奪三振、1四球。チームは快勝し、シリーズを1勝1敗とした。第3戦は8日(日本時間9日)、ニューヨークで行われる。
この日の勝利で田中のポストシーズンの通算成績は5試合、3勝2敗、防御率1・50となった。「5試合以上に先発」という条件下で防御率1・50は球団史上1位の偉業。メジャー全体ではサンディ・コーファックス(1955~66年、ドジャース)の0・95、クリスティ・マシューソン(1900~16年、ジャイアンツなど)の1・06、エディ・プランク(1901~17年、アスレチックスなど)の1・32、ビル・ハラハン(1925~38年、カージナルスなど)の1・36に次ぐ、歴代5位の快記録だ。