ドジャース 2年連続ワールドシリーズに王手 カーショー汚名返上の7回1失点

 「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第5戦、ドジャース5-2ブルワーズ」(17日、ロサンゼルス)

 前田健太投手(30)が所属するドジャースは本拠地で連勝してシリーズを3勝2敗とし、2年連続ワールドシリーズ進出に王手をかけた。エース左腕カーショーが7回3安打1失点、9奪三振の力投。前田の登板機会はなかった。

 前日は延長十三回、5時間15分の死闘を制し、シリーズを2勝2敗のタイに戻したドジャース。第1戦で3回5失点KOのエース左腕カーショーが、汚名返上のピッチングを披露した。

 三回に1死一、二塁からケインの中越え二塁打を浴びて1点を先制されたが、四回以降は4イニング連続三者凡退の力投。三回から13者連続アウトで追加点を許さず、チームを勝利に導いた。

 エースの快投に応えるかのように、ドジャース打線も0-1の五回にバーンズの適時打で追いつくと、六回にはマンシーらの適時打で勝ち越しに成功。七回にも2点を追加するなどして地元ファンを熱狂させた。

 ブルワーズの先発は左腕マイリーだったが、一回に先頭を四球で歩かせたところで突然の降板。わずか5球で右腕のウッドラフにスイッチし、四回まで相手打線を1安打無失点に抑えた。

 マイリーは2日後の第6戦に先発予定で、カウンセル監督は左腕を先発させることで、敵軍に対左腕用打線を組ませることが狙いだったとみられる。ドジャースのロバーツ監督は四回以降、相手投手に合わせて目まぐるしく選手や守備位置を入れ替え、再逆転につなげた。

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