ドジャース・カーショー、中2日でWS第1戦先発「本当に勝ちたい」
2年連続リーグ優勝を果たし、ワールドシリーズに進出したドジャースは22日(日本時間23日)、ア・リーグの覇者レッドソックスとの第1戦(同24日午前9時9分開始)にクレイトン・カーショー投手(30)が先発すると発表した。同投手はリーグ優勝を決めた20日(同21日)のブルワーズとの最終第7戦に抑えとして登板しており、中2日のマウンドとなる。
昨年はアストロズに最終第7戦で敗れて悲願ならず。サイ・ヤング賞を3度受賞するなど、数多くの個人タイトルを手にしているカーショーはチャンピオンリングの重要性を問われると、「非常に重大なものです。本当にワールドシリーズで勝ちたいんです」と返答。「この思いは50人以上いる両チームの選手たちと変わらないと思う。唯一の違いは、僕たちは昨年かなり近いところまで行き、ずっと(6年連続)ポストシーズンに進んでおり、毎年ドジャースに期待している。それは素晴らしいことだと思う。しかし、僕たちにはまだリングがない。勝ちたい気持ちは隠すまでもない」と熱弁を振るった。
ブルワーズとの第7戦の最後を締めくくった翌日、21日には第1戦の舞台となるフェンウェイパークでプルペンに入った。冷え込みが厳しくなる夜に短パン姿で調整した左腕は「寒さに慣れようとした。昨日の寒さを知っていれば、明日はそれほど感じないだろうから」と説明した。
レッドソックスの先発はクリス・セール。メジャー屈指の左腕同士のマッチアップが実現する。カーショーは指名打者を置くア・リーグのルールを引き合いに出し「僕は彼を相手に打つ必要がないから、多分、僕にとってはいいマッチアップにはならない」とはぐらかしながら「とてもいい投手。ずっと打者を支配し続けている。見ていて楽しい。この数年の彼の戦う姿勢や投球については良いことしか言うことがない」と称賛の言葉を並べた。