マエケン、2度肩つくるも出番なし ドジャース競り負ける
「ワールドシリーズ・第1戦、レッドソックス8-4ドジャース」(23日、ボストン)
前田健太投手(30)が所属するドジャース(ナ・リーグ)が終盤に競り負け、初戦を落とした。
前田は2点ビハインドの六回裏、レッドソックスの攻撃中にブルペンでウォームアップを開始。先頭のレオンが両打ち、続く9番ブラッドリーが左打ちのため、右打ちの1番ベッツに対して起用されるかと思われたが、このイニングからマウンドに上がった左腕のウリアスが2死後も続投し、3人で片付けた。
前田は七回表の味方の攻撃中にも肩を作り直した。しかし、打線が1点を返して1点差に詰め寄った直後に投球練習をやめ、代わって同じ右腕のバエズがブルペンで投げ始めた。結局、この日は出番はなく、2年連続となったワールドシリーズのマウンドは第2戦以降に持ち越された。
試合はドジャースの先発、カーショーが五回途中5失点で敗戦投手に。1点差に詰め寄った直後の七回に5番手ウッドが代打・ヌネスに左越え3ランを許し、そのまま敗れた。